ノーベル平和賞を受賞したマザーテレサは、慈善と愛の象徴として語り継がれています。
貧困層、病人、孤児たちに手を差し伸べる彼女の姿は、まさに現代の聖者そのものだと思われていました。
しかし、そんな彼女には、もう一つの顔があるという話を聞いたことがありますか?
表の顔
インド、コルカタのスラム街。
そこに建てられた施設「神の愛の宣教者会」は、マザー・テレサが設立した救済の拠点でした。
彼女は、家族に捨てられた病人や孤児たちを受け入れ、彼らに最後の尊厳を与えました。
人々は彼女の献身に感動し、世界各地から寄付が集まりました。
マザー・テレサは、無私の奉仕精神を持って、命の終わりにある人々のために働き続けました。
彼女の手に触れられた者たちは、皆が同じように語ります。「彼女の手には、温かさがあった」と。
それは、苦しむ人々にとっての希望そのものでした。どんなに社会から見捨てられた者でも、彼女の施設では愛と尊厳が与えられました。
病院ではなく「死を待つ家」という名で、その意味がより鮮明になります。
テレサは、ここで人々の魂を救うために全力を尽くしました。
闇に潜む疑惑
しかし、そんな「聖者の顔」とは裏腹に、神の愛の宣教者会には暗い影が存在していたことが後に明るみに出ました
2018年、インドのある施設で修道女たちが赤ん坊を違法に売買していたとして逮捕される事件が発生しました。
マザー・テレサが亡くなった後の話で、直接関与していたのか定かわけではありませんが、彼女が築いた組織での出来事は衝撃的でした。
修道女とソーシャルワーカーは、未婚の母親から預かった赤ん坊を違法に取引していたのです。
インドでは人身売買が法律で厳しく禁止されています。
赤ん坊たちは、結婚できないカップルや富裕層に秘密裏に売られていきました。
赤ん坊は、およそ86,000円(約50,000ルピー)で取引されていました。
施設に入った妊婦たちは、子どもを養子に出すしか選択肢がありませんでしたが、その後、裏で子どもが売り飛ばされるという事実に驚愕しました
矛盾する信仰
また、マザー・テレサの思想についても批判があります。
彼女は「貧しさ」を美徳とし、苦しむ人々のために祈ることを重視しました。
しかし、それが本当に彼らのためだったのか、疑問を呈する声も少なくありません。
彼女は十分な資金を持ちながらも、貧しい者へ使うことはありませんでした。
「死を待つ人の家」の設備やケアの質を改善することなく、患者たちは劣悪な環境で、その名の通り、ただ死を待つだけでした。
働いていた修道女たちは医療や看護について無知でした。
感染症患者の隔離もせず、注射の消毒もしておらず、普通の病院へ行けば助かったかもしれない方もいるそうです。
食料も不十分で、鎮痛剤もなかったのです。
そして、亡くなる寸前の病人を洗礼し、キリスト教へ改宗させていました。
苦しむ人々に「安らぎ」を提供するどころか、時にはその苦しみを放置していたのではないか、という指摘もあります。
また、マザー・テレサは、一部の独裁者や軍事政権からの支援を受けていたとされています。
神と人との狭間
マザー・テレサは確かに多くの人々を救いましたと言われています。
しかし、同時に彼女の組織や思想に対する疑念も存在します。
彼女は聖者か、あるいは悪人だったのでしょうか…。
気になるなら、Wikipediaへ…。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%86%E3%83%AC%E3%82%B5%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E6%89%B9%E5%88%A4








