夜の道で「しなびた体」に遭遇した人は、二度と元通りには戻れないと言われています。
ブラジルのとある村で語り継がれるこの怪物の都市伝説は、何世代にもわたって村人たちを震え上がらせてきました。
追い出された男の呪い
その男は、生前、誰もが恐れるほどの冷酷な人間でした。
自分の母親を殴り、周囲の人々を傷つけ、平然と悪事を繰り返していたと言います。
やがて男は死を迎えましたが、埋葬されたその土地から体が「ぐぐっ…」と押し出されるように浮き出てきたといいます。
男の魂は、死後も天国と地獄から拒絶され、地上を彷徨い続ける悲惨な存在として語り継がれています。
乾いた体、異様な姿
この「しなびた体(O Corpo Seco)」は、普通の死者のように土に還ることはなく、乾ききった姿で夜の闇を彷徨います。
骨と皮だけの腐敗せず乾ききった体にイボが大量にあり、異常なほど伸びた「ギギッ」と音を立てる長い爪と髪が特徴です。
一部の村人は、暗い道でしなびた体が大木に「ガサッ」と身を寄せているのを目撃したと言います。
彼が触れた木々はみるみるうちに枯れ、やがて乾ききってしまうのです。
通行人に襲いかかる恐怖
特に夜の人通りの少ない道で誰もが恐れているのが、しなびた体との遭遇です。
一人で歩いていると、「ギシ…ギシ…」と、木の間から何かがゆっくりと近づいてくる音が聞こえることがあります。
その音に気づいた時には遅く、乾ききった体が他人の命を吸い取ろうとし、「ガシッ」としがみつき、冷たい力で生命力を吸い取ろうとするのです。
また、しなびた体が「ガサッ」と木に張りつくと、その木がみるみるうちに枯れていくとも伝えられています。
多くの犠牲者が助けを求めようと声を上げますが、その声は森の中に「ふっ」と吸い込まれてしまうかのように、誰にも届きません。
教訓としての「しなびた体」
この話は、特に親たちが子どもたちに夜道を独り歩きしないように注意を促すための教訓として語り継がれています。
悪事を働いた者がどんな末路をたどるかを教えるための恐ろしい物語でもあるのです。
もしブラジルの暗い田舎道を歩くことがあれば、どうか十分に気をつけてください。
暗闇の奥から「しなびた体」が、あなたを見つめているかもしれませんから…。
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