ニューヨークは眠らない街と呼ばれ、24時間絶え間なく動き続ける大都市です。
この都市を支える地下鉄は、どの時間でも人々を運び続けていますが、実は、忘れ去られた闇の中に潜む「失われた駅」が存在しているのです。
忘れ去られた駅
かつてニューヨーク地下鉄の一部として機能していたその駅は、数十年前に閉鎖され、長い間誰からも忘れ去られた存在となっています。
現在では地下鉄の公式の地図からも消え、列車がその場所に停車することはありません。
しかし、一部の地下鉄作業員たちの間では、この失われた駅に関する奇妙な噂が密かに囁かれています。
「その駅に入った者は決して戻らない」と。
囁き声を聞いた運転手
1950年代後半のある夜、地下鉄の運転手が最終列車で奇妙な体験をしました。
彼のダイヤにはないはずの駅で突然列車が停車し、そこは暗闇と静寂に包まれていました。
車内には異様な静けさが広がり、乗客たちは薄暗い駅のホームに足を踏み入れることなく、ただ座ったまま身を縮めていました。
発車しようとしたその時、運転手は後方の車両から囁くような声を耳にします。
かすかな声で「こちらへ…」と呼びかけているような気配を感じ、振り返りましたが、そこには誰の姿もありませんでした。
不気味な気配を感じながらも、運転手はそのまま列車を発車させました。
その後、彼は二度とこの駅について語ることはありませんでした。
噂が広がる「暗闇の駅」
この出来事以降、暗闇に潜む駅に関する噂が再び広がり始めました。
深夜に地下鉄を利用する乗客の中には、「予定外の停車」が突然起こることを経験する者が現れ始めたのです。
停車するその駅は、壁が崩れかけ、年月の経過がそのままに残る異様な空間で、乗客たちはその場所に立ち入ることへの恐怖を感じ、次の駅へ向かうことを望むばかりでした。
また、「停車中に時間の感覚が狂う」という体験談も報告されています。
「たった数分の停車だったはずなのに、地上に出た時には何時間も経過していた」という奇妙な証言がいくつも寄せられているのです。
さらに、この「暗闇の駅」に停車中に見知らぬ人影が見えたり、囁き声を聞いた者たちの中には、その後行方不明になった者もいると噂されています。
消える駅
この不気味な駅は、出現してはまた姿を消すと言われています。
地下鉄管理者たちは、乗客からの度重なる怪奇現象の報告を受けながらも、「そんな駅は存在しない」と公式には否定しています。
しかし、深夜に不意に停車する見知らぬ駅を目にした者たちは、この駅の「存在しないはずの場所」で起こる奇妙な出来事に恐れを抱いているのです。
もしあなたが深夜にニューヨークの地下鉄を利用していて、予定外の駅で停車したなら、決してホームに足を踏み入れてはいけません。
誰もいないはずの場所で聞こえる囁き声には耳を傾けず、じっと席を離れないでください。
さもなければ、あなたもその闇の中へと導かれ、二度と戻れなくなるかもしれません…。
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