誰もいない部屋から音と臭いがする事故物件の真相

愛知県名古屋市の中心部にある古いマンションに、若い男性が引っ越してきたのは、ある春のことでした。

マンションは古くても室内はリフォームされており、家賃も手頃で駅からも近く、彼にとっては理想的な住まいでした。

しかし、彼が引っ越して最初の夜から、異常なことが起き始めました。


壁の向こうの音

初めての夜、彼は家具を組み立てていたら、隣の部屋から「ドンドン」という音が聞こえてくることに気付きました。

最初は自分が作業をしているから隣人も文句を言っているのだろうと思い、すぐに静かにしました。

しかし、翌日も、その次の日も、夜になると必ず壁を叩く音が響いてくるのです。

「おかしいな、そんなにうるさくしてるつもりはないんだけど…」

そう思いつつも、彼は隣人に迷惑をかけているのかもしれないと気にしていました。


不気味な悪臭

それから数週間が経つと、今度は奇妙な臭いがマンション全体に漂い始めました。

腐敗したゴミのような、人間の排泄物のような、何とも言えない不快な臭いでした。

彼はもう我慢ができなくなり、ついに管理会社に連絡をしました。

「隣の部屋の人が何か問題を起こしているのかもしれません。毎晩壁を叩く音がするし、最近はひどい悪臭がします」

しかし、管理会社から返ってきた言葉は、彼を驚かせました。

「隣の部屋ですか?あそこは空室ですよ」

彼は耳を疑いました。

「でも、誰かが住んでいるかのように、音が聞こえてくるんです。それに、ドアが少し開いているのを見たこともあります」

管理会社は念のため、警察と一緒に部屋を確認することにしました。


空っぽの部屋

管理会社と警察が来て、隣の部屋のドアを開けました。

しかし、部屋は完全に空っぽでした。

家具もなく、ゴミひとつありません。

そして、臭いもまったくしませんでした。

「どうして…?あの臭いは一体どこから来ていたんだ…?」

彼は困惑しながらも、一旦安心しました。

音や臭いの原因がはっきりしないものの、実際に誰かが住んでいるわけではなかったからです。


事故物件の真実

数日後、彼は同じマンションに住むお婆さんにその話をしました。

すると、お婆さんは静かにこう言いました。

「あの部屋は事故物件だよ。何年か前に、あそこでおじいさんが亡くなったんだ。誰にも気づかれずに、寝室のクローゼットで倒れてね」

その老人は、助けを求めて壁を叩いていたそうです。

しかし、当時の隣人は旅行中で、誰も彼の助けに気付かず、彼はそこで息絶えました。

老人が死んでからしばらくしても、壁を叩く音や臭いが続いていたという噂がありました。


謎の解決

「壁を叩いていたのは、最初から…俺の部屋の壁だったんだ…」

彼はぞっとし、次第に理解しました。

自分が聞いていた音は、隣の部屋からではなく、自分の部屋からだったのです。

それからは、彼はクローゼットのドアをいつも開けておくことにしました。

不思議なことに、そうしてからは音も臭いもすっかり止まりました。


事故物件

事故物件に住んだことがありますか?

日本中には、過去に何か恐ろしい出来事があった物件が多く存在しています。

もし、あなたの住む家が事故物件だったとしたら…

その部屋から聞こえる音は、どこから来ているのでしょうか?

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